催眠とはクライアントと催眠術師との・・・・・・

とても楽しい思い出を持っていますか?

 

 

 

子供のころ、友達と仲よく遊んだ思い出、

 

寝る暇を忘れて遊んだテレビゲーム、

 

勉強する時間を惜しんで読んだ小説、

 

そんな思い出です。

 

 

とても楽しい、美しい思い出を思い出すことができましたか?

 

 

貴方の前にはその時の情景が思い浮かんだはずです。

 

 

もしかすると、その時聞こえた周囲の音も思い出せるかもしれません。

 

 

においや、触れた感覚、もしかしたら味も思い出しているかもしれませんね。

 

 

 

さて、

 

 

ちょっと我に返ってもらってみると、

貴方の目の前にその現実はないはずです。

 

 

ですが、貴方はそれを、感じることができた。

 

 

これが催眠です。

 

 

私の言葉を聞いてそれに従ってくれたから、想像でき、感じることができたのです。

 

 

催眠とはイマジネーションの世界。

 

 

催眠術師はその導き手なのです。

 

 

だから、クライアントと、催眠術師、セラピストは、

 

ともに想像し、ともに感じ、ともに見て、ともに聞くことが必要なのです。

 

 

一人でする作業ではないのです。

 

 

 

 

皆様は、

 

催眠と聞いてどんなものを思い浮かべますか?

 

 

 

催眠術師の言うがままに操られる?

 

したくないことをさせられる?

 

 

 

催眠術といえば、ショー的な要素が含まれているので、

 

そんな風にとらえられている人が多いのです。

 

 

ですが、実際は、クライアント(聞き手)とセラピスト(話し手)との対話なのです。

 

 

 

貴方が想像することを拒否すると、催眠は成り立ちません。

 

 

だから、セラピーでも、催眠術ショーでも、かからないことは誰にでもできるのです。

 

 

反対に、相手の言うとおりに行えば、誰でもかかることができるのです。

 

 

そして、聞き手の感性を敏感にさせ、集中し、落ち着かせるので、とてもリラックスするのです。

 

 

そしてリラックスすればするほど、神経が集中し、想像力が豊かになるのです。

 

 

催眠は怖いものではなく、癒し、安らぎ、満足感を得られるものなのです。

 

 

催眠は聞き手と話し手のダンスなのです。

 

 

 

皆さんが、素晴らしい催眠を手に入れて安らぎを得られることを祈っています。

 

 

 

    髙橋